予防歯科
80歳の歯の残存本数の平均が、アメリカでは15本、スウェーデンでは20本に対し、日本では、多くの方が30~40代で歯を失い始め、80歳では7本しか残っていないという事実から、定期検診がいかに大切か、ご理解いただけると思います。できるだけ多くの歯を残すためには、お口の良い状態を常に保つことが必要です。定期的な受診で行うクリーニングでは、歯ブラシでは落とせない汚れを完全に取り除き、プラークをつきにくくします。また、噛み合わせや歯の状態を診ることで、常に口の中をよい状態に保ちます。軽度、中度の歯周病の改善にも効果的なので、1ヶ月~4ヶ月に一度の定期的な受診をお勧めしています。タフトブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシ等の補助器具の使用方法をお伝えします。気になることは遠慮なくご質問ください。
当医院で行うプロフェッショナルケア
①お口の中のチェック
新たな虫歯の発見だけではなく、過去に治療した虫歯に対しても再度虫歯になっていかを確認します
②歯周ポケットを測定
歯周病になっていないか、または進行していないかを確認するためにも歯周ポケットを測定します。
歯肉炎や歯周病の度合いを知る目安になり、今後の治療に繋がります。
③歯の清掃
歯垢は歯ブラシで落とすことが出来ますが、歯石になってしまったものは歯ブラシでは落とせません。また、ご自身で毎日歯磨きを一生懸命していても完璧に汚れを落とすには限界があるため、歯垢や歯石などを専用の器具で除去します。
PMTC
PMTCとは、専用の清掃器具と研磨剤を使用した歯のクリーニングです。
ご自宅でのケアでは除去できない頑固な汚れや歯と歯茎の間の汚れなど、隅々まで除去していきます。汚れの除去だけではなく、歯質の強化が期待できるフッ化物を用いて虫歯に負けない歯をつくりましょう。
ブラッシング指導
ホームケア、歯ブラシの指導を行います。どれだけ歯科医院でケアをしてもご自身がホームケアを怠った場合、虫歯や歯周病になってしまいます。お口の健康を維持するためには、普段のケアと定期的な予防の2本立てで成り立ちます。
そのため、お口に合った方法で、どのように歯ブラシやフロスなどを使用したら良いのか、正しい方法を指導させて頂きます。
プロフェッショナルメンテナンス
約60分でより美しい口腔内へ。
ポイント1 頑固な茶渋、タバコのヤニなどの着色やバイオフィルム(プラーク)の
除去
ポイント2 歯肉マッサージや舌のクリーニングで口腔内全体の汚れにアプローチ
ポイント3 歯肉マッサージにより歯肉の血行を改善し、唾液の分泌が促進する
ポイント4 プラーク除去効果が高いフロスで歯周病や口臭を防ぎ、歯茎を健康で
きれいな状態に保つ
自費診療ではより専門的なアプローチを行います。